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| 第9回 彩の国ユニバーサルデザイン建築カレッジ |
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| 2007年1月12日(金) 16日(火) 30日(火) |
| 今年で9回目を迎える彩の国ユニバーサルデザイン建築カレッジ(通称UD建築カレッジ)が新都心彩の国8番館、川口市総合文化センターリリアにて三日間にわたり開催されました。埼玉県建築指導課、(社)埼玉県建築士事務所協会、彩の国バリアフリー協会が主催。川口支部の的井支部長が主催のUD委員長を務め、また川口支部からも高杉、藤井、山崎が設営に、受講者として竹ノ谷が参加してきました。受講者として参加した竹ノ谷が開催の模様をリポートします。 | 開会式の模様![]() |
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| 今年で9回目を迎えましたが、以前はバリアフリー建築カレッジという名称でした。「すべての人々に使いやすい建築の設計技能向上、普及を目指す」との考えから、UD建築カレッジと名称が変更されました。全三日間の日程で開催されますが、一日目はUDに関する基本講座+ハンディを背負ってのまち歩き(模擬体験)。二日目は身障者などへ対応するための改修設計実習。三日目はシンポジウムでパネルディスカッションが行われました。 | 挨拶をされる建築士事務所協会の豊田会長![]() |
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| 一日目 基本講座+ハンディを背負ってのまち歩き(疑似体験) この日は主催者挨拶などがあり、その後、東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科教授の高橋儀平氏の講義を受けました。まずはUDに関する基本的を教えていただきました。UDとは [ユニバーサルデザインの定義] 特別なデザインではなく、年齢、性別、国籍 個人の能力にかかわらず、 可能な限り多くの人が利用できる 製品・環境のデザイン、 その考え方、そのプロセス、その手法 −Ron Mace(1941-1998) (当日のスライドより) という概念です。バリアフリーとの違いですが、バリアという言葉は障害をなくすという受動的なイメージを感じさせますが、もっと積極的にアプローチしていくということなんだそうです。それから、UDの歴史や、UDを取り入れた事例などを学びました。身近にあるUDの例では洗浄機能つき便座(いわゆるウォッシュレットなど)だということはびっくり。リウマチによる関節障害で自分でお尻をふけない人のために開発されたとは知りませんでした。[スライドの写真はここからどうぞ] |
東洋大学の高橋教授の講義![]() ![]() |
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| 続いて、栗林福祉建築事務所の栗林稔昌氏に「障害当事者の現状について」というテーマでご講演いただきました。栗林氏はバリバリの体育会系スポーツマン。ですが、仕事中に屋根を突き破って転落し、「脳挫傷、脊髄損傷による四肢機能障害」となり車椅子が不可欠な状態になられました。そのような障害を負った人の心の変化や、生活、仕事などについて実体験をもとに貴重なお話をいただきました。氏曰く「私たち障害を持った人からすれば、フツーの人と同等に扱ってほしい。一緒に酒も飲めるし、特別な人じゃないんだ」。確かに、私たちは、心の面から障害を負った方を受け入れることができていなかったと反省。栗林さん、本当に楽しい方でした。懇親会でもおお盛り上がり! 一番の障害はは心のバリアーだったんですね。 | ||
グループに分かれてミーティング![]() |
車椅子の使い方のレクチャー![]() |
視覚障害をシミュレートしてのまち歩き![]() |
| そして、その後は体験実習。高齢者シミュレーター(正式な名前忘れました)、アイマスク、車椅子などで、ハンディをシミュレートして、まちを散策します。途中、昼食もとりました。ここからは5班に分かれての実習となります。発表や後日班毎の改修設計などもあるらしく、気合が入ります! (シミュレーションじゃなくて)本当の視覚障害の方と、車椅子の方が先生役として班につきました。で、障害を持った方と話しながらまちを歩くわけです。自らはシミュレーションしながら。そうすると、新都心周辺はかなり整備されているそうなのですが、それでもハンディがいかに大変かを思い知らされました。気がついたこともあって、鳥の鳴き声で信号を知らせるシステムは方向によって鳥の鳴き声が違う。視覚障害者用の点字ブロックは車椅子ユーザーには邪魔! レストランはアクセスだけでなくテーブルの高さや足が車椅子の邪魔になることがある などなど、さまざまな問題があるのです。これが、新都心じゃなくて歩道に段差があったり、放置自転車があったりする普通のまちだったらと思うとぞっとします。 | ||
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| 2日目は設計実習です。 班ごとに用意された二つの課題のいずれかに取り組みます。私の班は住宅の改修、脳梗塞−左片麻痺の方の家を改修するという問題でした。意見を出し合いながら、ひとつの提案をまとめていきます。ディスカッション形式でしたので、問題の認識の仕方や、目の付け所などいろいろと参考になりました。 |
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| 3日目はシンポジウム ご自身もリウマチ患者であられる、野口祐子氏(聖学院大学人間福祉学部人間福祉学科助教授)の講演「リウマチ患者のための環境整備からユニバーサルデザインを考える」を受講しました。実際にリウマチ患者がどのような動作ができないのか、苦労するのかを、本当にわかりやすく教えていただきました。 |
挨拶をされるUD委員会の的井委員長![]() |
聖学院大学の野口助教授の講演![]() |
| 続いて、ミニシンポジウム(意見交換) パネラーに栗林稔昌氏、五十嵐ひろみ氏、指 富士子氏、柳原俊之氏、コメンテータに野口祐子氏、小野幸一氏を向かえ、コーディネータをバリアフリー協会の武田敏彦氏が務めました。 |
ミニシンポジウムの風景![]() |
パネラーの皆さん![]() |
| 午後は、パネルディスカッション 「ユニバーサル社会の創造を目指して〜 バリアフリー新法の概要と可能性」
コーディネータ 高橋儀平氏のもと、行われました。 2006年6月に制定、12月に施行された、「バリアフリー新法」について活発な意見が取り交わされました。ここからは、東洋大学UDフォーラム、日本福祉のまちづくり学会法制度特別研究委員会の主催、(社)埼玉県建築士事務所協会、彩の国人にやさしいまちづくり連絡協議会の共催でした。 |
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| Copywrite (社)埼玉県建築士事務所協会川口支部業務委員会 |